2008年10月27日

逆子のまりちゃん

三ヶ月前、まりちゃんは逆子を直してもらいに
来室しました。六週間後が出産予定日でした。
この位期間があると良くなる人が多いです。

昨日、まりちゃんを紹介してくれた人が来て、
治療の後しばらくしてあかちゃんがぐるぐるっと大きく
動いたらしく、その後のエコー検査で正常になって普通
分娩で無事に生まれて喜んでいました。
と教えてくれました。
よかったよかった。

二週間後が予定日ですとかいう人だと良くなる
パーセンテージが下がります。
さっちゃんがそうでした。
今年の春、二週間位前に逆子の治療に来て二回いろいろと
やってはみたのですが、良くならずに帝王切開となりました。
私の未熟さもありますが逆子の治療はできるだけ早目がいい
ようです。

さて、まりちゃんのお話です。
操体でも逆子の直し方という決まった方法がある
わけではないので、まずは全体的に調べてみました。
そしたら、足の小指だけが妙に硬いのです。
そこを揉んでもらうととても気持ちがいいとのこと。

これは鍼灸なんかを勉強したことがある人は大抵
知っている足の小指の爪の生え際の至陰(しいん)という
ツボが逆子の治療穴として有名なのですが、これと一致
しているんですね。
東洋医学もさすがだなーと思いました。
これを自分でもやり、一緒に来たご主人にも見覚えて
もらいました。

それと左を上にして横になるのが楽だったので、
左の骨盤の皮膚の操法をやりました。
軽くずらして心地のいいほうに満足するだけずらしました。
どっちにずらしたのかカルテに書き忘れていました。
たぶん上にして後ろとかだったと思います。

そして、一週間後にもう一度来室。
小指はだいぶ柔らかくなっていました。

まりちゃんが「先生、お灸がいいって聞いた事が
あるんですけどどうなんですか?」と。

「えっ、は、はいっ、お灸もいいですよぉ」
私は鍼灸師なのでそう答えました。

とは言うものの私の治療室には、モグサがねぇ。
鍼もねぇ、電気も機械も器具もねぇ!。
と歌いたくなる治療室なので鍼灸のことを聞かれると
少しだけ困るのでした。

そんなことなので、
「この小指の爪の生え際の外側がツボですから、
ここにお線香でもいいから近づけて、気持ちがいいよう
に熱くしてあげてみてください」と私は赤マジックで
ツボに印をつけてあげたのでした。

まりちゃんは、家で線香灸もやってみたのだそうです。

何が効いたのかはわかりませんけど、無事に生まれたので
めでたしめでたしでありました。

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2008年09月15日

クリスタルボウルと操体法のコラボレーション

昨日はやぎぬまさん宅で牧野じゅんさんのクリスタルボウルの
演奏会がありました。
操体法とのコラボでした。

牧野さんの演奏を聴くのは三回目ですが、毎回進化しているように
感じました。素晴らしかったです。
詳細はやすらぎの杜さんとぱざぱのRONさんのブログを読んで
みてください。

主催者のやぎぬまさん、大変お世話になりました。
また美味しい畑の幸をたくさんご馳走になりまして
ありがとうございました。
自家製のうめぼし最高でしたぜ〜。
これで300円とは安いです。
みなさんも是非買って食べてみてください。
私はおりこうなのでいただいてきましたけど。(^-^)
(やぎぬまさんの農風土ではタイムドメインのスピーカーやいろいろ
なおもしろいもの、美味しいものなどを販売してくれています)
http://www.no-fu-do.com/

相沢さんのうめぼしとジュースも美味でした〜。
さんきゅうでした。(^^)
他にもみなさんが持ち寄ってくれた珍味などなどおいしかったです。
みなさんごちそうさまでした。

最後に、えがおさんのヒーリングは不思議でした。
からだの外側のバランスを整えるような感じなのでしょうか。
なんとなくイイ感じでした。(^^)

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2008年07月20日

シンスプリント2

うつ伏せのルミちゃんを見て気になったところは右の背中でした。
張って盛り上がっていました。
なんとなくそこに呼ばれているような感覚になり、手が自然に
そこに行きました。
私はルミちゃんの頭の方から中指で右背中のコリを押え、「ここ
はどんな感じですか?」と聞きました。

「うわー、痛いです」とルミちゃん。

「イヤな感じなのかな?」

「そうじゃなくて、すごく気持ちがいいんです」

「おお、それはよかったー、ではそのイイ気持ちをしかり味わ
ってよー」
「こんな感じに皮膚を上にずらしてもらうのとー、下ではどっちが
いいかな?」
「上がいいです」

「ただ軽く押さえるのと上にずらすのではどっちがイイかな?」
「ずらしたほうがいいです」

「はい、ではこうしていますから、いい気持ちを味わっていて
ください。いい感じがなくなったら教えてくださいねー」

「はい」

このとき右手の指がぴくぴくっと少し動きました。

「からだが勝手に動きだしたりするかもしれないけど、びっくり
しないでそのままからだに任せておいてねー」

「はい」

「あともしどこか動かしたくなったら、もぞもぞとかして動いても
いいですからねー」

「はい」

30秒ほどしたら、腰かけて見ていたおばちゃんが
「あらっ、ほらほらー動いてるー!足」とびっくり笑って立ち
上がりました。

右のふくらはぎが、さざ波のように動いたりうねって動いたりと
不規則に振動していました。

一瞬、痙攣して引きつって苦痛なのかなーと思ったのですが、
ルミちゃんの顔を見ると心地よさそうに口をあいています。

「右のふくらはぎ、動いているんだけどわかるかなー?」

「いいえー、わからないですー、動いているんですかー?」
と冷静に口をあいているルミちゃん。

「すごい動いているよー、ほらほらー!、いやー、たまげたー!」
と叫ぶおばちゃん。(声がデカイ)

「イイ気持ちだなーと感じると、脳の下垂体前葉という所から
副腎皮質刺激ホルモンというのが出て、副腎から副腎皮質ホル
モンというからだを治す薬が出るようになっているんです。
学校で習ったかな?」

「いいえ、まだ習ってないです」

「そっかー、そのうちきっと習うから覚えておいたほうがいいよ」

「イイ気持ちが消えたら教えてよー」

5分位経ったでしょうか。

「なくなりましたー」

私はそっと手を離しました。
少し余韻をあじわって、起きて歩いてみたら、足が痛くなくなって
いました。

頑張りすぎたときは、心地よくアイシングをすることと、
さぼる時間を多くするように指導しました。

それにしても背中の快スイッチで、ふくらはぎが勝手に動き出した
のにはびっくりでした。

ここで思ったのですが、患者さんというのは診察ベットの上では
じっとしていなければいけないと考えている人が多いです。
なので、「動くかもしれないので動きそうになったらそれを
止めないようにしてくださいねー」などとお話ししながらやると
いいみたいです。

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2008年07月18日

シンスプリント

今日、足が痛い女子高校生のルミちゃんが来室しました。
おばさんのやっちゃんが、心配して連れてきてくれたの
でした。

部活でシゴカレタみたいで、スネの辺りが炎症を起こ
して痛くなるシンスプリントという病名なのだそうで
二か所の病院で同じように診断されたとのことでした。

こちらとしては、チンスピラントだろうがポンスパランチ
だろうが、「そんなの関係ねぇ!」てな気分で実験(治療)
開始です。

ひざ裏を調べてみると左膝にごりっとコリがあって、押して
みたら痛いといいました。となればいいのですが、コリが
なく、くにゃくにゃなのに痛いといいました。

私は、軽くそのひざ裏を押えて、片方ずつ手を挙げてみるよう
に言いました。
すると左手を挙げるとひざ裏の痛みがなくなるといいます。
押している感じではわからないのですが、おもしろいので、
左手を気持ちよく挙げてみてもらいました。
背伸びでもするように〜などと言って、二回動いてみてもらい
ました。
これでひざ裏の押された痛みが消えたのだそうです。
私には最初からコリがわからなかったので何が何だかわかり
ませんでしたが、、ま、いいかぁ。と思いました。

次にうつ伏せになってもらいました。
ここからおもしろいことが起こることになります。
やっちゃんなんかびっくりして「あらーあららー!」と叫び
まくりでした。

つづく。

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2008年07月09日

えどっこまりさん宅で

今日、往診の帰りにえどっこまりさん宅に立ち寄ってみよ
うと電話をしたら、何度呼んでも出ませんでした。
今日は留守なのかなー、でもきっと畑にいて聞こえないんだ
ろうと思って、帰り道なのでなんとなくふらっと寄ってみたら、
やっぱりいました。
家の前の畑で畑仕事をする二人の姿。
えどっこまりさんと知らない男性さんでした。

すぐに帰る予定が、「まあまあどうぞどうぞぉ」ってなこと
になり、ちょいとお邪魔することになりました。

知らない男性さんというのは、えどっこまりさんのブログに
登場している陶芸家さんでした。
陶芸家さんが自作の器をいろいろと見せてくれました。
器の重心の話がとてもおもしろかったです。
器にも重心があるらしく、その器の重心は器の上の方にある
というのです。

なのでとにかく器だけ持って感じてみるとなぜかとっても
軽いんです。軽くて薄くて陶器というより硬い紙コップみたい
な感じ。
でもそこに水を入れると、ずっしりと重くなるんです。
な、なんだこれは!。
不思議な重心の世界が陶器にもあるんですね。

ふむふむ、これは使ってみないとわからないなーとかと私が
言って、その器にコーヒーを注いでもらって飲んでみました。
そしたらこれがなんと抜群の舌ざわりじゃなくて唇ざわり。
下唇の当たり具合がものすごくやさしい感じなんです。
いやはやコーヒーもおいしくてびっくりしました。
そのうちに陶芸家さんの個展をえどっこまりさん宅でやるかも
とか言っていました。
その時はぜひ教えてください。

ほんでもってそのコーヒーを入れてくれた人というのが、
な、なんと、やすらぎの杜さんのブログでおなじみのヒーラー
相川さんだったのでした。
相川さんは私が来たときに裏の畑で子供達と遊んでいたみたい
でした。
私が陶芸家さんと話をしていると、すすーっと私の後ろに
背後霊のように来てたたずんでいたのが相川さんでした。
私もやすらぎの杜さんブログを読んで、会ってみたいと思って
いた人でした。

相川さんが私にヒーリング?をしてくれました。
最初に右腕、肩、胸、お腹、頭、背中、腰、足と、さするように
さらさらしてくれました。
とても心地よく、温かく、ありがたかったです。

帰りに、えどっこまりさんの畑の野菜をたくさんいただきました。
ご主人さん、えどっこまりさん、ごちそうさまでした。

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2007年11月14日

まっちゃんママ2

「それでは、こうして背中を丸くして少し前に曲がってみてー」
私はまっちゃんママのそばでしゃがんで言いました。

「これは楽ですよねー?」
「はい楽ですー」
「その楽な格好のままで、こっちとそっちにゆっくり振り向いてみてー」
「どうかなー、どっちが向きやすい?」
「こっちです」
「さっきはそっち(右)のほうが楽だったけど、今はこっち(左)のほうが
楽になったねー」
「はい」
「では左にねじってからこうして左の肩を少し下げてみてー」
私はまっちゃんママの肩をそっと動かして言いました。

「これはどんな感じですか?イイ気持ちになりますか?」
「はい、ここのところがすーっとしてイイ気持ちです」
ママは腰をさすって言いました。

「しっかり味わってよー、イイ気持ちが感じなくなってきたら
ゆっくり元にもどってくださいー」
10秒程して、
「はい、しなくなりましたー」
ママは元の姿勢にもどりました。

「はい、今度はもう一度さっきみたいに右手を挙げてから降ろして
みてください。ゆっくりでいいですよー」
すすーっ、すすすーっ。
まっちゃんママは少しコワゴワ挙げてから恐る恐る降ろして
言いました。
「あらー、だいぶ痛くなくなったー」

「おお、これだねー」
「もう一回やってみようか」
「はい」
「こうしてねじってからさげるー、イイ感じを味わってー、
満足したらもどるー、うまいうまい、イイ気持ちがしなくなったら
おしまいにしていいんですよー」

「これでもう一度挙げて下げてみてー」
すい〜、すい〜。
「さっきよりもっと楽になりました」
まっちゃんママがにこにこ言いました。

腰かけて見ていたまっちゃんもにこにこになりました。
そーかー、三軸操体で前後バランスを整えたんだなー。と
見抜いたようでした。

そして私は、まっちゃんママの腰のあたりの洋服をつかんで
わざと下に引っ張って言いました。
「こんな風に腰の所がつっぱっていれば、ほら肩も動きにくくなる
でしょう。腰が凝っていたから肩が痛くなったんですね。
肩はぜんぜん悪くなんかないですよー、腰が張って肩を引っ張って
いただけみたいですね。今みたいに家でもやってみてください」

「ところで最初の痛みが10だとすると今の痛みはいくつ位ですか?」
「2か3ですねー」
「それはたいしたもんだー」
「半分位良くなったらエライもんです」

まっちゃんママは今日はこれだけを覚えて嬉しそうにぴょんぴょん
帰ってゆきました。
posted by コーン at 12:33| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

まっちゃんママの肩痛

今日は、まっちゃんとまっちゃんのお母さんが来室しました。
まっちゃんママは腰が少し曲っています。
友達に腰が曲っていると言われるんです〜、と、つらそうに
訴えます。(顔は笑っている)

でも、なんとなく元気そうなお母さんです。

まっちゃんママが腰が痛くなったり、肩が痛くなったりすると、
まっちゃんが車に乗せてホイホイ連れてきてくれるのです。

「まっちゃんがやってあげればいいのにー」と私がいうと、

「私がやってもうまく行かないんだものー」と、まっちゃんは
いつも笑ってごまかします。
まっちゃんは私がどんなことをして治療をするのかを見て勉強を
したいのかも知れません。

私はいつものように翁先生のマネをして、
「お母さんは、イイからだだから長生きだなーこれは!」と少し
笑って言いました。
「だってー、腰は曲ってしまったし肩は痛いしー」と、
まっちゃんママは少し嬉しそうに文句を言いました。

「ここまでこんなに歩けるしー、たいしたもんださー」

「こうして腰を曲げて歩けば、全然痛くないんですよー」

「やっぱりねー、たいしたもんだー」

そんなやりとりをしてから操法がはじまります。

今日のお母さんは、右手を挙げるのは大丈夫なんだけども、
手を降ろすときに途中でヒュッと肩に痛みがくるということでした。

はじめにイスに腰かけた状態で、からだを左右にねじってみて
もらって膝裏のコリを調べてみました。
どっちにねじってもほとんど変化はありませんでした。

どっちがねじりやすかったか聞いてみると、ママは右にねじる方が
動きやすいというので、右にねじった状態をキープして手を挙げて
から下げてみてもらいました。
これで痛みがなくなれば良かったのですが、良くなりませんでした。

「ふむふむ、ねじりじゃないのかー、ほんじゃ前後バランスかー」と
私は頭の中でつぶやき次の操法にとりかかりました。

つづく

posted by コーン at 15:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月07日

表紙実験

y2.bmp表紙アップ実験
posted by コーン at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月06日

楽しくわかる操体法

「楽しくわかる操体法」1890円 医道の日本社刊
今 昭宏 丸住和夫 共著が発売されました。

イラストが最高にいい感じです。(^-^)

操体掲示板では、抽選でこの本をプレゼントしてくれる
ようです。
みなさんどしどし応募してみてください。(^-^)






posted by コーン at 13:49| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月24日

膝痛ラーメン

あるおじさんが右膝が痛くて歩くのもつらいと来室しました。
ラーメンの麺を作っているおじさんなので、ラーメンおじさんと
命名します。
いろいろな操法をやったらだいぶ良くなりました。
でも歩くとまだ少し膝の内側が痛いというので、私は立ったまま
ラーメンの左肘の内側を押えてみました。
痛がる所があったので、そこを軽く押えたまま「このまま歩いて
みてぇ」とフォークダンスをするみたいにして一緒に歩いたら膝
が痛くないといいます。
私は自分ひとりで肘の痛いところを押えて歩いてみるように言い
ました。
「おおおっ!。痛くなく歩けるっ!」
らーめんは肘を押えてベットのまわりをスイスイ歩きました。
肘と膝はお友達なんですね。
posted by コーン at 22:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月06日

ノリばぁとヒロじぃ5

それに加えてヒロじいちゃんが、前から右足の土踏まずが硬く
凝っていていつもそこを揉んでいたんだけども、それもあれから
なくなったと首をかしげてびっくり喜んでいました。

さて、ノリばあちゃんがベットに横になりました。
ノリばあちゃんは又右のお尻を押してもらうつもりなのでしょうが、
こちらはそれではおもしろくないのでやるつもりはありません。
でもひとまずささっとお尻のあたりを調べてみました。

おとといのお尻は上の方にコリがあったのに、今日は下の方に
凝りがありました。
押してみるとやはり痛いけれども気持ちがいいといいます。

私は今日は手を挙げる操法を覚えてもらうことに決めました。
(右のお尻のコリだけに気持ちが集中しすぎるのもなんなので)

「ちょっと右手を挙げてみてぇ、はい今度は左、どうですか、
なんとなく挙げにくい方はないですか?」

「あれぇ、こっちは挙げにくいねぇ」
ノリばあちゃんは左手を挙げると左肩が痛くなるとのこと。

「はい、ではこういうときはどうしたらその左肩が治ると思う?」
私はノリばあとヒロじいに質問しました。

「こっちが挙げにくいんだからこっちを挙げる?!」
ノリばあが少し不安そうな顔で左手を挙げました。
ヒロじいもうんうんうなづきました。

大抵はこんな感じで、気持ちのいいようにすればいいんだと
一回教わっても、長年よいと思い込んでいる根拠のないウソ
(痛くてもガマンして動かさないと悪くなる)はなかなか
消えないようです。

「挙げやすいほうを挙げると治るんですよぉ!」

「だったらこっちかー」
ノリばあは右手を挙げてにこっと笑いました。

私は両手でノリばあの肘の下をふわっと持って手を頭の上の方に
引き上げて「こうして上げてもらうとどんな感じですか?」と
聞いてみました。
「いい気持ちですー」

「味わってよー、いい感じがしなくなったら教えてよー」

「はい、、、、はいなくなりました」

「今度は左手を挙げてみてぇ」

「あら、肩が痛くなくなりました」
ノリばあちゃんはおもしろがって笑いました。


posted by コーン at 20:59| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月05日

ノリばぁとヒロじぃ4


ノリばあちゃんは腰を30度曲げていたのが10度になって、
すいすい歩いて治療室に入ってきました。
でも入ってくるなり「ココが痛くなってねー」と右のお尻を
押さえて「少し押しすぎたみたいなんですぅ」と顔をしかめ
ました。

「おお、やってみましたかー、自分で押したんですねー、
たいしたもんだー!。みんな早く治したくて最初はやりすぎる
んですよぉ」
「大丈夫、いいからだだから、ゆっくり直すつもりで少しずつ
やるようにすればいいんです」

「ご主人はどうですか?」

「いやー、びっくりしました。おとといは言わなかったんです
けど、私ずーっと不眠症みたいで夜中に目が覚めると眠れなくて
困っていたんです。でもその日も昨日も目が覚めたときにあの
体操をしたら、なんだかふわーっと眠くなってすぐに眠れたん
です!すごいもんですねぇ」
と、ちっちゃい目をまんまるくして教えてくれました。



posted by コーン at 19:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノリばあとヒロじい3

まちがいました。
ノリばあちゃんが終わった後、ヒロじいがなんかそわそわして
いるので、トイレにでも行きたいのかなーと思ったら、そうでは
なくて自分も治療を受けたいと言いました。

私は、ちょろっと問診をしてベットに仰向けになってもらいました。
ヒロじいは最近朝にお腹がやせてきているのが気になると言いました。

ささーっと全体を調べてみると、右脚が少し長く右足裏の土踏まずが
硬くなっていて、押えると「いてててー」となりました。
膝裏は右が少し凝っていて、右肩甲間部が凝っています。
ヒロじいは83才です。

膝倒しをやってみると、どっちに倒しても腰のあたりが張ってつらい
とのこと。
これはご老公と同じ膝開脚操法だな。と思ってやってみました。

「膝をゆっくり開くようにしてみて〜」
お尻を持ち上げたり、床に押し付けたりしてみてー」

「お尻を持ち上げるほうがやりやすいです」

私はヒロじいの両膝の外側を持って抵抗し、
「はい、そのままイイ感じを味わってよー」
「イイ感じがなくなってきたら気持ちのいいように力を抜いてー」

ヒロじいは膝を32センチほど開いて、お尻を12センチ位持ち上げて
腰を左に少しねじった姿勢で12秒位味わって、ゆっくりじわーーっと
脱力し、「いやーすーーっとするねぇ」と言いました。

「もう一回やってみますか?」
「はい」
「気持ちよくないときはやらなくてもいいんですよ」
「はい」

一回目と同じように膝を開いてきました。

「どうですか、イイ感じですか?」
「はい、いいです」
膝を26センチほど開いて、お尻を8センチ位持ち上げて、腰を
右に少しねじった姿勢で7秒くらい味わって、ゆっくりすーっと
脱力しました。

これで膝倒しは左右ともにスイスイ楽に動けるようになり、
右足裏のコリもきれいに消えてしまいました。
ヒロじいもノリばあも私もびっくりしました。
「いやー、不思議なこともあるもんだねー」

立って歩いてみてもらうと、「いやー、軽くなったー!」と嬉しい
顔になりました。
「家でも布団の中で今みたいにやってみてください」

「こんどはいつ来たらいいですか?」とノリばあちゃん。

「来たくなったらくればいいんですけど、また来てみますか?」
とあくまでも本人の気持ちを大切にしたい私。
「はい」
「では、あさってあたりに診てみますか?」
「はい」
そんなことでヒロじいとノリばあは帰宅したのでした。

そして二日後の昨日又ふたりで来室したのでした。
つづく

posted by コーン at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ノリばあとヒロじい2

「いいきもちですぅ」
ノリばあちゃんは安らいだ顔で答えました。

私はコリを押したまま「治るときは気持ちがいいんです」
「もし家でつらいことをやっているんだったら、やめたほう
がいいですよぉ」
「この位の強さでイイかな?」
「はい!」
「腰ではなくてここのお尻のコリが悪かったみたいですねぇ」
「そうですかー!」

「きもちがいいってことは、からだが喜んでいるんです」
「押されてイイ感じだってことは、そこが歪んでいるんです。
押されてもなんともなくなってくればいいんです。
あたりまえだよねぇ」

「こんな感じで家でご主人にやってもらってもいいし、
自分でやってみてもいいんですよ」

ヒロじぃはそんなやりとりを座って見ていて、
「へぇーっ!なるほどぉ!」と最高に嬉しそうな顔で笑いました。

「このまま歩けなくなったらどうしようと思ってすごく不安だった
んです」ノリばあちゃんは、もう治ったみたいな気分で話しています。

ヒロじぃも、ノリばあちゃんがまだ起きてもいないのに治った
つもりになってニコニコ顔です。

15分位、強くしたり弱くしたり場所を変えたりしながら右お尻を
押して、立って歩いてもらいました。

「だいぶ楽になりました。でもやっぱりここが痛いです」と、
ノリばあちゃんは、腰をまっすぐにすると脚が痛いといいました。
なので腰を曲げてもいいから、脚が痛くないようにして歩いた
ほうがいいことを伝えました。

ノリばあちゃんは、腰を曲げて歩くと腰が曲がったままになって
しまうと思ってがまんしてまっすぐにしていたといいました。
そんなことはないから、二〜三日笑われてもいいから気持ちのいい
格好で歩くように指導しました。

腰を曲げて歩けば痛くなく歩けるようになり、腰を曲げて
よたよたすいすいと帰ってゆきました。
つづく。
posted by コーン at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月04日

ノリばあちゃんとヒロじいちゃん1

ご老公の次の患者さんは、笑顔が素敵なノリばあちゃんです。
不思議なことに、ノリばあちゃんも病院で坐骨神経痛と言われ
たらしく、やさしそうなヒロじいちゃん(ご主人)に助けてもら
って、壁につかまりやっとこすっとこ駐車場から治療室まで
(五メートル程)歩いてきました。

一ヶ月前から腰と右臀部、右脚の外側にかけて痛くシビレている
らしく、歩くのも大変。
レントゲン検査では、腰の一番下の骨がつぶれていると言われて、
腰に二回注射をしてもらったとのこと。
注射のあと、二日位は楽になるけれども、また痛くなって寝てい
ても痛くて眠れないのだそうです。

今日は仰向けも横になるのも何とか大丈夫でした。
仰向けで、足指、足裏、膝裏 ふくらはぎ、首、肩、肩甲骨周りと
ささーっと触診してみましたがこれといってコリも痛みもありませ
んでした。

「いいからだなんだけどなー?!」

「右上にして横になってみてください」
私は右腰と右お尻のあたりを調べてみることにして言いました。

ノリばあちゃんは、「横になるときは、一回起きてからでないと横に
なれないんですぅ」と一度まっすぐに上体を起こしてから、静かに
横に寝ました。
腰が痛くてすんなりと寝返りができないのだそうです。
こういう患者さんは初めてでした。

「腰の骨なんかつぶれていても痛くなくてしゃんしゃんしている人も
たくさんいるんですよぉ!」
そんな本当のことを話しながら私は右のお尻のコリを見つけて、
少しだけ押しながら、こう言いました。
「ここはどんな感じですかー?」と。
つづく。
posted by コーン at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月03日

ご老公の坐骨神経痛

昨日、桃生町のご老公が右坐骨神経痛で来室しました。
ご老公は、以前操体講習会に参加したことがある
白髪のおじいちゃんで、水戸黄門ではありません。

カルテを見ると二年前にも足が痛くなって1回だけ
治療室に来ていました。

今日は、右のお尻から大腿の外側が痛くなったとのことで、
よっこらよっこらとあちこちにつかまりながら入ってきました。
娘さんの車に乗っけてもらって連れてきてもらったのでした。

「いやー、しぇんしぇの電話番号がわがんねぐなって、
あそごの床屋のかあちゃんさ電話して番号きいでかげだのっしゃ」と。
ご老公は近所の操体ファンの床屋のかあちゃんに電話をしてウチの
電話を教えてもらったようでした。
(最近は患者さんに診察券もパンフレットもなにもあげていないのでした)

ご老公はベットに仰向けになりました。
膝裏を探ってみると、それほど凝っていません。
膝倒しをしてみたら、ご老公はどっちもつらいと言いました。
なので、膝の開脚操法をすることにしました。

膝を開いて行きながら、お尻を浮かすのがいいか沈めるのがいいかを
調べました。
ご老公は、お尻を浮かすのがいい気持ちだと言いました。

これを二回やりました。
そしたら、膝倒しが両方なんなくできるようになってしまいました。
「なおったねぇ!」ご老公がびっくり言いました。

もし、これだけで治療が終わったとしたらどう思いますか。
そうです。実は終わったのです。

次の患者さんが早く来てしまったのもあったのですが、
ご老公はこれだけで「いやーよくなったー!」と帰り支度を
はじめたのです。
なので私もわざわざ引き止めて余計な操法をやるのも悪いなーと
思って、そのまま帰っていただきました。

(二年前は、膝を右に倒して右手を上げる操法だけ覚えた)

そして今朝。早くに電話で起こされました。
なんと、ご老公のやつです。
「しぇんしぇ、明後日に家内を診てもらいたいんだけど」
私は半分寝ぼけ状態でした。
でもすでに朝七時。
私は夕べ、ダイハードVをみてから寝たので眠いのでした。

ご老公はあれだけですっかり良くなったらしかった。

ちょっとでもからだがよくなったと感じたとき、
おもいっきりびっくりできる素直な気持ちが、からだの
細胞さんたちを喜ばせることになるのだろうなー。と思いました。

さすがご老公。

posted by コーン at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

対談と操体の本

7月1日、東京の医道の日本社へ行ってきました。

午前中は三浦先生と私の対談をしました。
確か九月号の医道の日本誌に載せるとか。

医道の日本社の的場さんが質問をして私と三浦先生が答えて
ゆくといった流れで、27年ほど前の私の学生時代の三浦先生との
出会いの話からはじまり、温古堂でのこと、橋本先生のこと、
操体の変遷、そして現在の操体の実際のことなどを話しました。

畠山先生も同席してくれて、カメラ撮影などをして手伝ってくれ
ました。
畠山先生が、ブログに対談の感想などを書いてくれています。
http://blog.teizan.com/

午後は京都の丸住さんと私と的場さんで近々出版される予定の
「楽しくわかる操体法」という本の最終打ち合わせをしました。
まるずみさんのなんだかまずまずほんのりイイ感じのイラストが
ふんだんに使われていて、とても贅沢な一品に仕上がっています。
私の25年来の夢がやっと叶いそうです。(^-^)

そうたい操体サイトにたずさわってくださったみんなのおかげです。
みんなさんきゅう!。

posted by コーン at 17:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月19日

音楽操体

私は平成16年6月にタイムドメインミニというスピーカーを
買ってずーっとそれで聴いています。
これはこれでいい音がします。
えどっこまりさんが販売してくれているMarty101は低音が
さらにイイ感じなんだよねぇ。

先日のクリスタルボウルの演奏会のときに、Marty101の山ちゃん
がいろいろと教えてくれました。
Marty101につなぐCDプレーヤーは今はM○CのパソコンのCDプレー
ヤーがいい音がするようだとのこと。
演奏会場では、それはそれはいい音が出まくっていて、思わず
ほしくなりました。
音はプレーヤーによっても変わるし、録音状況でも変わる。

だぶんスピーカーとプレーヤーの相性みたいなものもあるんだ
ろうなー。使っているうちに馴染んでくるってこともあるし。

より心地のいい音を追いかけるのは実に楽しい。
これを音楽操体という。(^-^)
posted by コーン at 19:12| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

不思議なクリスタルボウル

クリスタルボウルの演奏会はとても不思議なものでした。
牧野さんは、クリスタルボウルにやさしく語りかけたり
問いかけたりするかのように演奏している感じでした。

クリスタルボウルも、その問いかけに即答えてくれます。
子供が頭をなでられると安らかな顔をみせるのに似ています。

そんな安らかな細やかな何種類かの音が相重なって、
からだを通り抜けて行くのです。
その通り抜けてゆくときに、その波は人の魂のまわりに
くっつけている曇りを晴らしてくれるのかもしれません。

牧野さんと演奏会を開いてくれた、えどっこまりさんに
感謝します。
posted by コーン at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

クリスタルボウルの演奏会が

えどっこまりさんの所で主催するクリスタルボウルの
演奏会の日程が決まったようです。
興味のある方は↓
http://blog96.fc2.com/ssslifeofprasad/

posted by コーン at 20:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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